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開業時からのスタッフが辞めやすい10の理由

開業時からのスタッフが辞めやすい10の理由

クリニックに来院される患者様は、医師に会うまでにスタッフに会います。

どんなスタッフがいるのかな?と観察するような人もいます。

そんな中で、どんなスタッフがいたら患者様はいいなと思うのでしょうか?

見た目では分かりにくいかもしれませんが、長く勤務するベテランのスタッフがいることで安心する患者様は多くいらっしゃいます。

これから開業する医師の方、すでに開業している医師の方も、開業時からのスタッフを大切にしてください。

志が一緒のいわば同志ともいえる開業時のスタッフが辞めてしまわないように、やめる理由を考えて対策のヒントにしてください。

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意外とスタッフの入れ替わりが多い

クリニックだけでなく、医療機関において意外と多いのはスタッフの入れ替わりです。人手不足の状況ですが、医療従事者からみると、すぐに次が見つけるということがいえます。

多少のことは我慢できても、良い条件の職場が見つかれば辞めてしまうのがほとんどです。

入れ替わりが続けば、良いスタッフが定着しないから後続のスタッフを育てる立場のスタッフがいませんから、経営理念にあった経営をしていくことは不可能になります。

続かない時には、何かしらの理由があることを受け止めて、職場の改善を考えてください。

クリニックでやめる理由

最初に、スタッフがクリニックを辞めてしまう理由を紹介します。

ご自身のクリニックに該当しないか考えてみてください。

医師と合わない

最初は緊張していたり、なれない状況で人柄までを見る余裕がありません。一緒に働くようになり数ヶ月経つと、冷静にものごとが見られるようになると、医師との相性を考えるようになります。

失敗した時や、ちょっとした一言で傷ついた時が「合わない」と思うきっかけとなります。

スタッフ同士の人間関係

医師との相性より、先に問題となるのはスタッフ同士の人間関係です。お互いが尊重しあえる関係性が築けたら理想ですが、必ずしもそうとは限りません。相手の悪いところばかり目に着けばダメ出しばかりします。また、それがいき過ぎてしまえば、職場でのイジメや仲間外れの原因にもなります。

そんな職場には誰もがいたくありません。

給料が安い

医療従事者は、それぞれの職種によって給料の相場が決まっています。

そのため、手当の額や、待遇などによって職場を決めるという方が多くいらっしゃいます。

職業安定所など求人票に提示されている給料より安かったり、思ったより昇給が上がらないなどは不満につながります。

約束が守られない

雇用の条件は、勤める上で魅力の一つでもあります。

こうした約束事というのは、きちんと守られないことはありえません。状況が整っていない、今後の状況次第というのであれば、面接時にきちんと説明をして了承をえておく必要があります。

訴えられることはなくても、悪い口コミをされる可能性はあります。

開業時からのスタッフがやめる理由

クリニックサポート

開業時からのスタッフというのは、一緒に大変な時期を乗り越えてきた同志です。

ご自身の強い味方であり、今後も頼りにしたいスタッフです。

そんなスタッフが辞めるとなれば、クリニックとしても大きな痛手です。こうした状況を避けるためにも、どんな理由で辞めていくのかを知っておきましょう。

クリニックが軌道に乗らない

開業時から上手くいくことはありませんから、一緒に苦労するぐらいの覚悟はあります。

しかし、半年、一年経っても状況が変わらない、集患ができないとなれば「このまま働いていいのか」と不安が募ります。

そうなれば、一人、二人と辞めていく事態になります。

クリニックが軌道に乗らないというのは、スタッフが離れていくだけでなく、クリニックに問題があると考えてください。その場合には、早急にコンサルタントや会計士など、経営の立て直しを専門家に相談をしてください。スタッフは体制を整えてから再募集していきましょう。

院長との距離を感じる

開業時からのスタッフには「一緒に苦楽を乗り越えてきた」という同志である以上に、本人には「他のスタッフとはちょっと違う」という変なプライドを持ちがちです。

本来なら、そんな差はありませんし、他のスタッフとも対等です。しかし、本人にはプライドがありますから、対応や話し方によって院長が自分より格下だと思っているスタッフを大切にしている、私は用無しと感じてしまうと、辞めてしまう傾向にあります。

こうした勘違いを持ちやすい人は、面接時に採用しないことが大前提ですが、環境が人を変えてしまうことがありますので、接し方かやスタッフのケアというのは大事にしてください。

やりたいことと違った

面接時に経営理念を聞いて「このクリニックで働きたい」と、志高く入社してくれます。

しかし、院長が理念と違うことをしたり、クリニックでできることが違うことがあります。また、これまでの自身のキャリアが活かせない、ここでは物足りないと感じるケースもあります。

一度抱いた不安や疑問は、なかなか解消されません。話してくれたらいいのですが「文句が多いスタッフ」と思われたら、仕事がやりづらいから困ると考え黙っている人が非常に多いです。

不安が解消されないまま、仕事を辞めるという方へ考えてしまいます。

開業前に辞退されるケース

開業時にスタッフを採用しても、開業を待たずに辞めてしまう人がいます。

こうしたケースは、開業までのスケジュールが崩れてしまうことがあるので、避けたいところです。

どんなことが原因なのかを考えてみましょう。

給料が提示されない

開業に向けての求人募集は、外部の会社に任せてしまうほとがほとんどです。

クリニックに導入するパソコンの会社が担当するケースが多いです。

こうしたケースで多くみられるのが、新聞広告による求人募集です。詳しい詳細がないまま求人するケースがほとんどです。

実際に、詳しい詳細や給料が提示されないまま採用が決まったというケースがあります。採用されたことは嬉しいのですが、詳細や給料について教えて欲しいと伝えたところ、医師からは「僕では分からない」ということ。会計士やコンサルタントが給与を決めることになるかと思われますが、医師が口にしてしまうと不信感しかありません。

結果としては採用を辞退となりました。丁寧な対応を心がけください。

雇用について状況が変わる

同様なケースとして、正社員を希望して採用されたのに、雇用形態が違うということもあります。経営が軌道に乗るまではパート、アルバイトでお願いしたいということがあります。試用期間として設けられることなのか、しばらく続くのか、雇用内容についてはきちんと説明をしておく必要があります。

医師が人任せにしている

分業して開業までの準備をしていることは、もちろん分かりますがそれはあくまでも、こちらの都合です。

採用されたスタッフには、そんな事情は分かりません。

何か知りたいことがあれば、医師に尋ねることが普通です。対応に困らないように、コミュニケーションは十分にとってください。

「私では分かりません」という、たった一言で相手を傷つけてしまうことがあるということを忘れないでください。

初期のスタッフを大切に

パース

決して特別視することはありませんが、初期のスタッフというのは同志です。困ったことやスタッフの育成の相談は、やはり初期のスタッフに頼りたいと思います。
こうした時に、一人もいないとなってはやはり不安です。

一人でも長く良い環境で働いてもらえるように、ご自身から積極的にコミュニケーションをとり、スタッフとの関係を良好していく努力をしてください。

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