集患・マーケティング

【紹介あり】クリニック経営のために読んでおきたい本

クリニック経営のために、いろんな本を読まれたと思います。

これまで主に医療に関する本がメインだった中で、経営の本はいちから積み上げていくため、本を読んで実践して初めてわかったこともあるのではないでしょうか。

クリニック経営、マーケティング、診療報酬、マナーなどクリニックに必要な本はいろいろあります。

今回は、どんな本を読んだらいいのか、またスタッフのためにも必要となる本があります。

何冊かクリニックにあると便利な本をご紹介します。

後半ではオススメの本をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

クリニック経営に必要な知識を身につける

まずは、独立、開業を決めた時から少しずつ本を読んで、知識を身につけていくのをオススメします。

本を一通り読むことで、これからご自身がしようとしていることを漠然とですが分かるようになります。

その上で、分からないことはもちろんあります。さらには、興味のあることをもっと知りたいと思うこともあります。

そういったことを含めて、講座に参加してみたり、オンラインサロンに参加して異業種の人たちとの交流の中で学んでみたり、可能性を広げることができます。

しかし、全く初めてのジャンルですから、なにから読み始めたらいいのか分かりません。

まずは、4つのことをポイントにして本を読んでみてください。

マーケティング

ご自身のクリニックを作るのですから理想や夢は、たくさんあると思います。それを具体的に叶えるためには、やはり戦略と戦術が必要になります。

すぐにできることもあれば、少し年月をかけないとできないことがあります。

こうしたことを経営計画で立てますが、では実現していくためにはどうするのか?

実現させるためには、マーケティングによる手法を実践することが重要です。

ただ待っているだけでは患者様はいらっしゃいません。いまはクリニックで患者様を取り合う状況ですし、何より患者様がクリニックを選ぶことができるのです。この状況下を勝ち抜くことができないと、クリニック経営を軌道に乗せることは非常に難しいです。

マーケティングの本と聞くと、細かい字が多くて分厚い本というイメージがあり手に取るのもためらいますが、初心者向けの絵が多めの本、分かりやすい言葉で書かれている本がよういされているので、最初の一歩が踏み出しやすいようになっています。

理解しようとする必要はありません。知らないこと、もっと聞いてみたこと、ご自身が興味を持つことを目的としてください。

経営者マインド

経営者の心構えを学びましょう。これまでの勤務医と同じ気持ち、考え方では、クリニック経営はお金があっても上手くいきません。

「経営者は孤独」というように、一人で考えて決定していく場面が多くあります。こうした場面に耐えて乗り越えていく強い心が必要です。

これは、決して一人で乗り越えなくてはいけないということではありません。

スタッフ、家族、コンサル、会計のプロなどいろんな人の力を借りながら作り上げていくのですが、最終的な決定事項はご自身の判断力が問われます。この判断一つでクリニックの将来が決まるのですから、弱い心でいてはその決定すらできないということです。

では、経営者マインドは、どんな本で学ぶのか?

まずは、偉大な先人が書いた本を読んでください。

・松下幸之助

・稲盛和夫

・永守重信

日本を代表する企業を作り上げたり、立て直したり、今なお後世に繋げようとしている経営者の本を読んでみましょう。

ご自身が置かれた厳しい環境のこと、人材育成、組織のあり方など、実際に経験したことが多く書かれていますので、これから作り上げるクリニックを作っていくヒントが得られます。

会計

世の中のお金の流れ、ビジネスにおけるお金の流れ、融資や助成金など、様々な会計書があります。

クリニックを始めたら、会計士、税理士といった会計のプロに任せるから問題ないという方もいらっしゃいます。

しかし、それではクリニックを長く続けていくことはできません。そして、融資にも失敗する可能性があります。

昔のようにクリニックがあるだけ、待っていれば患者様が来るという時代ではありませんから、有効的なお金の使い方を学ぶ必要があります。

まずは、簿記3級程度の知識を目指しましょう。これだけでも十分通用する知識です。融資の際に、銀行を相手に困らない程度の話ができます。余裕があれば実際に検定にチャレンジしたり、問題集をやっていただくと、実践に近い形で会計のことが理解できるようになります。

開業したばかりは、初期投資を返済していくことが一つの目標でもあります。もちろんご自身のやりたいことのために、貯蓄もしておきたいところです。

これらを計画的に行うために、会計の知識は必要となるのでしっかり読んでおきましょう。

診療報酬

実際に窓口で会計をしたり、診療報酬の請求は医療事務のスタッフが行います。診療報酬点数は、クリニックの経営を左右するものです。どんな医療行為でどれだけの点数が算定できるのか。ご自身が確認しておく必要があります。

医師が知っていることで、スタッフも算定の仕方について相談することもできます。

施設基準、クリニックに関する内容、指導料、管理料、クリニックで関係ある部分については熟知してください。

スタッフのために用意したい本

スタッフは資格を取得のために勉強もしていますし、その道のプロです。それでも本は必要となります。

常に新しい環境、医療技術が世に出てきます。こうした状況についていけるように、スタッフ用に本を用意してあげてください。

診療報酬に関する本

クリニックにおける医療行為について点数で示された本があります。算定するための条件、施設基準申請のやり方、細かいルールの説明、医療事務も勉強をして資格を取得していますが、点数を算定するのに躊躇する時があります。さらには改定されていくので、知識を更新していく必要があります。

会計を間違えないことはもちろんですが、スタッフから提案してもらえるような環境にすることも期待できます。

マナー

スタッフの患者様への対応についてマニュアルとなる本を用意しておきましょう。事前に回避できるトラブルもあります。

開業してしばらくは慣れないスタッフもいます。特に、これまで病院勤務だったスタッフは、規模の違い、患者様の雰囲気の違いに戸惑うことがあります。

マナーは、社会人であれば誰もが一度は講座に参加したことがあるはずです。

基本となることを大切にしてもらえるように、本を用意してください。

本を読んだら実践する

本を読んだら、実践してください。勉強するだけでは知識は逃げていきます。つまり、忘れてしまうのです。

誰かに話すだけでも構いません。人に話すのは意外と効果があります。何かしらアウトプットすることを考えてください。

アウトプットすることで、周りからアドバイスをもらうことができます。知識も増えますし、協力してくれる仲間が見つかる可能性もあります。

ぜひ、実践してください。

オススメの本

診療報酬のついて、マイナス改定が続くいま、新型コロナウイルスにも振り回されています。こうした現状で生き残ることを考えられた本です。

一度手にとって読んでみてください。

“攻める”診療報酬――戦略と選択: 自院のポジショニングと機能をいかに最適化させるか

まとめ

クリニックに置いておきたい本、選ぶ基準についてご紹介しました。

本を読むばかり、勉強するばかりではダメだといわれますが、読んで知識を深めることはいいことです。

そして、大事なことはそれを実践する、誰かに話してみるということです。

あなたの学びと人間関係の広がりを感じることができます。

開業を考える勤務医の方は、少しずつ始めてください。