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診療科目別医療事務の特徴(眼科編)

診療科目別医療事務の特徴(眼科編)

眼科には、医療事務・看護師の他に視能訓練士という国家資格を持つ職員がいます。務内容は視機能・能力を訓練することで、視力検査のスペシャリストです。ただ、その資格を 持っている方は少ないので全ての眼科に配置されているわけではありません。

眼科では初診の患者様も再診の患者様も来院されるとまず最初に視力検査をしていただきます。
視能訓練士(通称ORTといいます)の人数が少ない施設や不在の施設では、看護師や医 療事務員がその業務をすることになります。
眼圧検査、視力検査、視野検査……などがありますが、検査機器がその数値を印字しますので、その結果をカルテに貼り付けます。

多くの眼科では、コンタクトレンズの販売やメガネの販売を院内で実施しています。昔は院 内での販売は規制がありましたが、今は認められています。

眼科クリニックでは税務上の対策 として、医療事務員は眼科が経営するコンタクト会社の従業員として就職し、眼科診療所で出 向にて勤務するという形をとる事例が多くみられます。

新聞の折り込みには○○眼科スタッフ 募集という名称で表示され、ハローワークでは株式会社××コンタクトとか有限会社××コン タクトという名称で募集されていますが、両方とも○○眼科で業務を行います。

ハローワーク で職探しをするときは注意しましょう。ハローワークの募集要項で勤務地○○眼科とかかれているのは、眼科が直接運営する会社です。 平成十年以降に開業された開業医では「日帰り手術」を実施することが多くなってきました。

内容は白内障、緑内障……等の手術です。時間外で行うことが多いので日帰り手術を行う開業医であるか確認しておきましょう。

眼科はお年寄りの患者様が多い診療科目です。
問診票等も 目が悪くて書けないという方もいらっしゃいます。

あなたのペースではなく患者様のペースに あわせた行動が求められます。また、目も悪く足も悪く耳も聞こえが良くない方も多くいらっしゃいます。
一度お呼びしたのに聞こえずに待合室で長い時間待ち続ける方もいらっしゃいます。

あらかじめカルテに耳が聞こえにくい方、足が悪い方という事前情報を書き込んでおくと、 患者様をお呼びする担当の方が確実にご本人をお呼びできます。

院内には色んな工夫がされて おり、スタッフだけが理解できる記号がカルテに記入されています。前述の例ですと、耳の絵 またはE(イアー)という記号、足の絵またはF(フット)。中にはクレーマーのマークとして Cや☆~などの記号を表示している医療施設もあります。☆~は流れ星のように早く帰したい患者様の意味のようです。

このようなマークは眼科に限らず多くの診療所で利用されています。

眼科では、検査が多くて電子カルテに検査結果を取り込むシステムを導入するには多額の投資金がかかるため、新規開業の診療所でも紙カルテ運用が大半です。

余談ですが、大手コンタクト販売店の隣に○○アイクリニックという名前で開院しているク リニックがあります。本来コンタクトレンズは医師の処方箋がないとコンタクト販売店で買うことができませんん。

そのために医師が○○アイクリニック……のような眼科に勤務されていますが、目の治療をしていただけないことが多いです。

なぜならコンタクト専門眼科は眼科医ではない医師が診療をされているケースが多いからです。治療はコンタクトを中心にやっているクリニック以外で受診しましょう。

眼科で勤務することのメリットは、コンタクトレンズやメガネを社員価格で買えることです。

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