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クリニックリフォームで患者様とスタッフの満足度を高める7つのポイント

クリニックのリフォームは、建物、内装ともにただ綺麗になるというだけでなく、患者様の満足度向上、スタッフの働きやすさ改善、さらには経営効率の向上にもなります。

しかし「どのようなことにポイントおいてリフォームを進めればよいのか」と考えると、なかなか思うように進めることができません。
リフォームの方向性を誤ると、失敗したと後悔することになってしまいます。

そこで今回は、クリニックリフォームを成功に導く7つの重要なポイントをご紹介します。
これらのポイントを押さえることで、患者様にもスタッフにも喜ばれる、魅力的なクリニック作りが可能になります。

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目次

クリニックリフォームを成功させる7つのポイント

リフォームの目的設定から具体的な設計のポイントについてご紹介していきます。

クリニックをリフォームする理由や方法は一つだけではありません。
ご自分のクリニックのケースに合わせてポイントを押さえていきましょう。

1.リフォームの目的を明確にする

クリニックリフォームを検討する際、まず最初に行うべきことは目的の明確化です。
なぜリフォームが必要なのか、どのような効果を期待しているのかを具体的に定めることが重要です。

事業継承のためのリフォーム

長年営業してきたクリニックを次世代に引き継ぐ際、設備の刷新や内装をリフォームすることは避けて通れません。

新しい経営者の理念や、最新の医療機器などを導入を考えてリフォームをすると、スムーズな事業継承が可能になります。

老朽化対策としてのリフォーム

建物や設備の老朽化は、患者様の安全性や快適性を損なうだけでなく、スタッフの業務効率も下がってしまいます。

少しずつ計画的なリフォームにより、これらの問題を未然に防ぐことができます。

他院との差別化を図るリフォーム

競合の激しい医療業界では、クリニックの個性を際立たせることが重要です。
独自のコンセプトやデザインを取り入れたリフォームにより、他院との差別化を図ることができます。

2. 清潔感の徹底追求

クリニックサポート

医療施設において、清潔感は何より大切です。リフォームを機に、クリニック全体の清潔感を見直してみましょう。

内装の隅々まで気を配る

壁紙や床材の選択、照明の配置など、内装の細部にまで気を配ることで、クリニック全体の印象が大きく変わります。

明るく清潔感のある空間は、患者様に安心感を与えます。

外壁のメンテナンスも忘れずに

クリニックの第一印象を決める外観も重要です。

外壁のヒビや汚れは、クリニックの評判を下げかねません。定期的なメンテナンスと必要に応じた塗装で、常に美しい外観を維持しましょう。

3. 目指すクリニック像の具現化

リフォームは、クリニックのビジョンを具現化する絶好の機会です。目指す医療の形や、クリニックのイメージを空間デザインに反映させましょう。

イメージの向上を図る

高級感のある待合室や最新の医療機器の導入など、クリニックのグレードアップを図ることで、患者様の信頼度も高まります。

目指す医療を空間で表現

例えば、予防医療に力を入れるクリニックであれば、健康的で活力のある雰囲気づくりを心がけるなど、クリニックの理念に合わせた空間設計を行いましょう。

4. プライバシーへの配慮

パース

医療の現場では、患者様のプライバシー保護が極めて重要です。リフォームの際は、この点に特に注意を払いましょう。

患者様の安心感を高めることで、クリニックへの信頼度も高くなります。

個室診察室の設置

可能な限り個室の診察室を設けることで、患者様が安心して診察を受けられる環境を整えます。

受付・会計エリアの工夫

仕切りや間隔を適切に設けることで、個人情報の漏洩を防ぎ、患者様が安心して手続きを行える空間を作り出します。

5. 感染対策の強化

コロナ禍以降、感染症対策の重要性が再認識されています。
リフォームを機に、クリニック全体の感染対策を見直してみましょう。

安全な医療環境の確保、設備は、受診するクリニックを検討する際に選ばれやすいポイントになります。

換気システムの改善

最新の空調設備の導入や、自然換気を促す設計により、院内の空気環境を改善します。

非接触型設備の導入

自動ドアや非接触型の水栓など、接触による感染リスクを低減する設備の導入を検討しましょう。

6. 快適な空間づくり

クリニックは治療を行う場所であると同時に、患者様の心を癒す場所でもあるべきです。リフォームの際は、快適性にも十分配慮しましょう。

受診される患者様の心は不安でいっぱいです。そんな不安が少しでも解消できるように癒す環境を考えてみましょう。

ゆとりある空間設計

特に待合室や処置室は、圧迫感を感じさせないゆとりのある設計を心がけましょう。十分なスペースは、患者様の心理的な負担を軽減します。

穏やかな色使い

壁や床、家具などの色使いは、人の心理に大きな影響を与えます。落ち着いた色調を基調としつつ、アクセントカラーを効果的に使用することで、安らぎと清潔感のある空間を演出できます。

リラックス効果を高める工夫

無機質になりがちな医療空間に、植物や自然をモチーフにしたアートワークを取り入れることで、リラックス効果を高めることができます。

7. 実用性とデザインの両立

美しさだけでなく、使いやすさも重要です。日々の診療をスムーズに行えるよう、実用性にも十分配慮しましょう。

見た目のデザインにこだわり過ぎず、実際の使いやすさから機能美を追求してください。

受付カウンターの高さへの配慮

一般的な受付カウンターの高さは1mですが、車いすの患者様や高齢の方が多い場合は、70〜90cm程度の低めの設計も検討しましょう。

待合室のスマートなレイアウト

患者様同士の対面を減らすよう、出入り口や座席の配置を工夫します。
また、テレビや雑誌コーナーなど、待ち時間を快適に過ごせる工夫も忘れずに。

使いやすいトイレ設計

引き戸の採用や、適切な位置への検尿台の設置、滑りにくい床材の使用など、細やかな配慮が患者様の安全と快適さにつながります。

まとめ

クリニックのリフォームは、単なる美観の改善だけでなく投資とも考えられます。
患者様の満足度向上はもちろん、スタッフの働きやすさ改善、そして経営効率の向上にもつながる重要な取り組みなのです。

今回ご紹介した7つのポイント – 目的の明確化、清潔感の追求、ビジョンの具現化、プライバシーへの配慮、感染対策の強化、快適な空間づくり、そして実用性とデザインの両立 – これらを押さえることで、誰もが心地よいと感じるクリニック空間を作り出すことができます。

リフォームの計画段階から、患者様の視点とスタッフの視点の両方を取り入れることが大切です。
例えば、患者様アンケートを実施したり、スタッフからの意見を積極的に募ったりすることで、より多角的な視点を取り入れることができます。

また、プロの設計者や施工業者との綿密な相談も欠かせません。彼らの専門知識や経験を活かすことで、より効果的で魅力的なリフォームが可能になります。

さらに、リフォーム後の運用面にも目を向けましょう。
新しい設備や空間を最大限に活かすための運用方法を、スタッフ全員で考え、実践していくことが重要です。

思い通りのリフォームは、クリニックの雰囲気を一新し、患者様の信頼を高め、スタッフのモチベーションを向上させます。そして、クリニックの更なる発展につなげていきましょう。

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