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【感染防止対策事例あり】医療従事者への差別を無くしたい

【感染防止対策事例あり】医療従事者への差別を無くしたい

新型コロナウイルスの勢いは収まらず、感染拡大が続いています。

感染経路が分からないケースが増えるのと同様に、治療を続ける医療機関での院内感染も増えています。

誰もが不安を覚える中で、ウイルスの恐怖より人の心に不安が増え、本来なら賞賛されるべき医療従事者への差別が報告されるようになりました。

今回は、治療という最前線で戦い続ける医師や看護師、そして影で支え続ける事務職や検査技師など、医療従事者への差別を無くすべく事例を交えてご紹介します。

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目次

新型コロナウイルスについて

中国の武漢での症例が初めて感染が発表されてから、感染は中国だけでなく世界中へと広がりました。

日本では、2020年1月に最初の感染が確認されてから4月現在も感染の勢いは止まりません。

新型コロナウイルスは、飛沫・接触感染にて人から人へと感染することが分かっていますが、人により症状が異なったり、軽症と言われた人が数日で症状が悪化して死に至るケースがあります。

そして、様々な症状が明らかになっていく一方で、症状を軽減させたり、根治させるまでのワクチンや治療薬がないという状態が続いています。

世界中で感染が広がる

海外での感染は、日本以上に拡大しています。

感染者数は2,790,902人、死亡者数は193,349人です。
(2020年4月26日時点:WHO発表)

いま、最も感染者が多いとされるのがアメリカです。さらには、イタリア、スペイン、イギリスと、いずれの国でも10万人以上の感染者が確認されています。

こうした感染拡大を防止するために、「ロックダウン」という対策を始める都市があります。

ロックダウンとは、施設や道路などへの外部からの進入を禁止して、内部の人たち(この場合は都市に住む人たち)の安全を確保すること。

そして、内部の人たちに対しては、野外活動を禁止して建物内で監禁することをいいます。

異常というまでの対応に聞こえますが、今できるのは「接触を避け、ウイルスを拡散させない」これだけだと、示しています。

日本でも緊急事態宣言

日本国内による新型コロナウイルスの国内感染者数は13,182人、死亡者数348人と発表されています。
(2020年4月26時点 厚生労働省発表)

この数字を毎日見ていると、居た堪れない気持ちになるのと、感染する恐怖は誰にでもあることが分かります。

日本の対応は遅れているなど、海外からの酷評もありましたが2020年4月7日に「緊急事態宣言」を受け、「最低7割、極力8割」の人とも接触を減らすことを呼びかけました。

当初は、一部の都道府県のみを対象としていましたが、その後4月16日に全国が対象とされる変更の発表がありました。

いま、どこの市街地でも以前のような活気がなく、人通りもありません。見たことのない景色に戸惑い、不安を煽られるのが現状ではないでしょうか。

医療従事者への差別を無くしたい

目に見えない不安は、誰の心にもあります。終息の見通しが立たない現状では、先のことを考えても答えは見つかりません。

こうした中で、あってはいけない差別を受ける人たちがいます。それが医療従事者の皆さんです。

感染のリスクがある中で、心身ともに厳しい状況での治療を続けています。医療機関で働くスタッフ全ての人たちがいるから、治療を終え快方へと向かう患者がいるのです。

本来なら、誰もが感謝をしますが、不安で支配された人の心では「ウイルスに感染する」と避けるようになり、差別してしまうのです。

最前線での活躍を知って欲しい

最前線と言われる医療機関では、新型コロナウイルスの治療のために、感染防止対策を徹底しながら治療を続けています。

私たちと同じように消毒をして、マスクを装着しています。さらにガウンなどの防護服を身につけて感染しないように徹底されています。

しかし、マスクや衛生材料の不足は医療機関でも深刻な問題となっています。だからといって、感染するような無防備な状態で治療をすることはありません。

感染拡大の恐ろしさは、一般の私たち以上に心得ています。

「不足=感染する」ということはありません。

治療を続ける医療従事者の中には、家族にも話していない人がいます。変な誤解を避けたいということもありますが、差別の影響が家族に及ばないことを考えてのことです。

こうした気遣いは激務で疲れた体以上に、メンタルへと影響することが懸念されます。

拒否しないで欲しい

不安に支配された人や心から、誤った情報が広がり、医療従事者への差別が日常で起きています。

  • 医療従事者の子供の登園拒否
  • 医療従事者のタクシー乗車拒否

差別をニュースで知ることになりますが、もっと身近で起きていると考えられます。すでに感染者へは、住む場所を追われる人たちもいると言われています。

通常であれば、この差別する行為自体がおかしいことが分かりますが、不安が続く中では、理解しがたい差別が起きてしまうのです。

事例:藤田医科大学岡崎医療センター

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最近では、メディアでも医療機関の様子が伝えられるようになりました。

少し過去を思い出してください。2020年2月に横浜に入港を予定していたクルーズ船から乗員を受け入れた医療機関がありました。それが「藤田医科大学岡崎医療センター」です。

こちらでは、感染者の治療ではありませんが、検査で陽性反応が出るも発症のない乗客乗員及び、その同行者(濃厚接触者)を受け入れました。

この医療機関の取り組みから、感染防止対策について理解していただけたらと考えます。

受け入れに関する説明会開催

藤田医科大学岡崎医療センターは、地域医療、365日24時間の救急体制が行える総合病院として2020年4月1日に開院を予定していた新設の医療機関です。

開院前ということで、数多くの病床を確保して隔離できることから、厚生労働省から要請を受けます。要請から実際の受け入れまでは一週間もない短期間で、体制を整え近隣住民への説明会を行います。

この頃は、全国での感染は少なく、クルーズ船内でのクラスターが心配されていただけに、横浜から、岡崎へと移動することでの感染リスクが心配されていました。

また、藤田医科大学岡崎医療センターの目の前には、小学校があることから子供への感染を心配する保護者もいました。

こうした住民への説明会をした上で、5回に渡り対象者を受け入れました。

感染防止対策

藤田医科大学岡崎医療センターのホームページには、その当時の情報が公開されています。要請から受け入れ開始、症状や滞在者の人数、退所までが報告されています。

そんな中で、注目したいのは、感染防止です。

藤田医科大学岡崎医療センターでは、対応の仕方、滞在者の居住スペースなどを紹介しています。
(以下、藤田医科大学岡崎医療センターHPより引用)

滞在者の区画に入る者は適切な手順で防護をする

  • 絶対に付着面はさわらない
  • マスク着用の際は、息が漏れないことを確認
  • マスク本体には触れずに外す
  • 手順の都度、手指衛生を徹底

ゾーニングを確実に行い、その場所をクロスしない

  • 4階以上を居住エリアにする
  • 使用するエレベーターを限定する
  • 入口からの導線などは的確にサインを貼り、不潔エリアを明確にする

衛生管理及び手順の教育を行った者のみが管理区域に入る

  • 管理区域入室者の入室管理の徹底

不潔ゾーンに入る職員は少数限定し、対応する

(今回は、病院で医療を提供するのではなく、一時的にお預かりすることが目的のため少数で対応しています)

【滞在者の居住】

  • 居住フロアは4階以上に限定され、各階からの退出は厳重なセキュリティで管理され、各階から退出はできません。
  • 入所時に本人識別のリストバンドを掛けさせていただき、個人管理を徹底。
    施設の空調は各階で区切られております(空気感染が起こることは確認されておりませんが、想定を拡大して対応。)
  • メディカルチェック(体温、動脈血酸素飽和度、お体の具合等)を実施

【不潔エリア入室職員のマナーなど】

  • 職場(岡崎医療センター)と自宅の往復のみで、途中には立ち寄らない
  • 食事は岡崎医療センターで提供
  • 不潔エリアで使用した物品などは、清潔エリアに持ち込まない
  • 現在の岡崎医療センターの入り口は1カ所しかありません。
    他の入り口は必要時のみ開錠
    その他衛生管理は徹底しています。

私たちが不安に感じるのは、医療現場の実情が見えないこと、感染防止対策を知らないからだと考えます。不安を払拭するためにも、事実を知って欲しいのです。

多くの支援者に支えられる

そして、さらに知って欲しいのは、滞在者への心遣いです。
支援をするのは、医療従事者だけではないということです。

地元企業や農業関係者からの差し入れ、県外からの支援物資が多く届けられたことが掲示されています。

そして、病院給食を提供する会社も急遽体制を整えて、飽きのこないメニューでお食事を提供しました。
(いずれも藤田医科大学岡崎医療センターHPの掲載はこちら)

感染のリスクはゼロではないかも知れない中で、支援者がいることは滞在者はもちろん、医療従事者にも励みになったことは間違いありません。

開院後の感染なし

受け入れた滞在者の退所は3月9日までに終了しています。藤田医科大学岡崎医療センターは当初の開院日から遅れること6日後の4月7日に開院しています。

開院後は、感染防止対策を取りながら通常の外来・入院を受け入れています。感染も確認されていません。

まとめ

事例を交えながら、新型コロナウイルスに対応する医療従事者についてまとめてみました。

藤田医科大学岡崎医療センターが受け入れた頃と状況は変わっていますが、不安から医療従事者を差別したり、拒否することは正しいこと行動ではありません。

拍手や音楽で賞賛したり、看板を立てるなど医療従事者を応援する声は広がっています。派手なパフォーマンスはなくても構いません。

気遣い、優しい言葉をかけるだけで十分癒されることに気づいて、実践してください。

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