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クリニック経営の成功を決める4つのポイント【外科系編】

リニック経営の成功を決める4つのポイント【外科系編】

クリニック経営の成功を決めるシリーズの二回目は、外科系のクリニックです。

専門性が高く、内科と違い患者様の症状もある程度限られるので、診療報酬点数の算定も明確です。

こうした中で、ライバルとの差別化をはかり、どのように収入を増やしていくのか、成功のポイントをご紹介します。

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目次

クリニック経営のワンポイント

クリニック経営において重要なポイントの一つをご紹介します。

今回は「土地選び」です。

土地選びの重要性

どこで開業するのか?これは成功の要でもあります。

戸建、テナント、医療モールなどクリニックのスタイルは様々ですが、土地選びのポイントは「どこに必要とする患者様がいるのか?」」です。

集患の決め手になる

ED治療、不妊治療、美容整形などは人にあまり知られずに通院をしたいです。その場合は、都心や駅近くのビルに開業するのが理想的です。通院のストレスを解消することができます。

風邪や花粉症、リハビリなどは、郊外で住宅地などが近くにある方が多くの患者様を集患するきっかけになります。

患者様が患者様を呼ぶ

土地選びが成功すれば、こちらから宣伝しなくても患者様の口コミで、患者様を呼ぶことができます。

通院を知られたくない患者様にとって、通院のストレスが解消されるなら、同じように悩む人、友人や知人に伝えます。それによって、情報を必要とするへと伝わることが期待できます。

郊外であれば、地域に馴染むことで評判になります。また、家族や友人にも診察を進めてくれます。

あとは、口コミだ知った人たちが、さらに情報を知るためにホームページや広告などを用意しておくことで、集患につながります。

治療を必要とする人、診察・治療以外にクリニックに望むことを考えて土地選びをしていけが、クリニック経営に悩むことが減らすことができます。

診療科別の成功のポイント

外科系のクリニック経営を成功させるポイントは2つあります。クリニックの数が少ない中でも、ライバルと患者様を取り合うような状況にならない、一人勝ちするポイントをご紹介します。

差別化をはかる

外科系のクリニックの集患を大きく分けるのは、他院より最新の治療をしている、他院より治療の成果を出していることです。

クリニック数が少ないからと、あぐらをかいているとあっという間に患者様は離れていきます。

・他院にはないMRIを導入する

・症状に合わせたリハビリができる

・バリアフリー、ユニバーサルデザインを採用している

クリニックレベルでMRIを導入しているところは少ないですが、脳ドックを実施するクリニックが増えています。これまでMRI撮影を他院に依頼していたクリニックも予約を取る手間が減ること、患者様への負担を減らすことができるので、メリットは大きいです。

脳疾患、骨折後のリハビリを充実させるのは集患に繋がります。医学的にもリハビリを早期に取り入れること、可動域を増やすこと、不自由な体でも生活できるようにサポートすることは重要視されていますし、患者様自身もリハビリを希望される方が多いので、最新の情報で取り組んでください。

外科系は、脳疾患など発症後に車椅子を必要とする患者様、杖を使用される患者様が多く来院されます。そんな患者様が不安なく通院できるようにクリニックの建物や設備にバリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れることが必要です。すでに当たり前になつつあるので、まだ改善が必要なクリニックは早く対策されることをオススメします。

できる治療を明確にする

外科系のクリニックは、診療科そのもので十分に理解してもらえますが、専門となる診療科名を分かりやすいものにしてください。

標榜できる診療科は限られますし、誰でも分かるようにすることが法律で定められています。それ以外に、

脳神経外科の場合は、脳梗塞や脳腫瘍は一般的に理解できますが、頭痛やめまいなどで来院される患者様もいらっしゃいます。こうした治療が可能なのかを明記しておきましょう。明記する場所は、看板やホームページなど患者様が情報検索される場所がいいです。

眼科や皮膚科でも同様です。外科的な治療ができるのか、できないのか。患者様が自分が探しているクリニックなのか、それを正しく情報提供できているのかは、クリニックや医師が信用できる人なのかの基準になるので、丁寧に対応してください。

外科系診療科の成功ポイント

クリニックサポート

外科系の診療科別に、さらに細かく成功のポイントをご紹介します。

整形外科

骨折、靭帯損傷、脱臼など骨や筋に関する治療は、非常に幅が広いです。

ターゲットとする患者様を絞るのも難しいです。

そんな時にヒントなるのは、ご自身が持つ認定医ではないでしょうか?

・スポーツ医

・リウマチ医

・脊椎脊髄病医

・骨・軟骨腫瘍医

労災や事故などに対応しているのかを問われることはあっても、患者様は整形外科医の専門性を知らないことがほとんでです。どの患者様も的確な診断と治療を望んでいます。そして医者選びで失敗したくないと思っています。ここまで伝えることで患者様もクリニックを選ぶことができますし、苦情や訴えられるリスクを減らすことができます。

リスクヘッジもクリニック経営の成功には必要です。

脳神経外科

脳神経外科は、外科的なアプローチを必要とする治療をクリニックで行うのはリスクがあります。多くの患者様は、すでに脳疾患を発症した後のリハビリや経過観察での通院になります。また特徴としては、長期的に通院される患者様が多いということです。

再発や日々の生活の改善など、患者様の目標はそれぞれに違いますから、寄り添って一緒に頑張っていこうという気持ちを伝えるのは何より大切です。

また、頭痛外来という言葉が聞き慣れてきたように、日常的に頭痛に悩まされる人たちが多いです。頭痛には種類があり、治療方法もそれぞれに違いますから、きちんと調べて症状が出た時、定期的に受診をしてもらえるようにすることで、集患につなげることができます。

めまいも同様です。

頭痛やめまいの患者様へのアプローチとしては、ホームページで情報を提供していくことです。生活の中で気をつけることや、症状別の対処法などを記載しておきましょう。「それでは来院しないのでは?」と思われがちですが、実際には逆です。より詳しく知りたい、自分の症状に該当するとなれば、診察を考えるようになり来院されます。

眼科

眼科のクリニックでは主流になりつつある「白内障の手術」をするのか、しないのかは成功を大きく分けます。これは、高齢者をターゲットとするか、しないかの判断にもなります。手術となれば、診療報酬点数も高くなるのでクリニック経営として安定収入が確定されます。

そうなると、手術を行わないという判断をした場合の収入はどのように増やしていくのか?

まずは、小中学校の近く、住宅地で開業をしてメガネ、コンタクトレンズの処方、結膜炎や麦粒腫・霰粒腫の治療を行います。子供対象とする理由としては、学校での健康診断で要検査となり来院が期待できるからです。地域の医師会に属していれば、健康診断で訪問するので、その流れで診察に来ることも考えられるからです。

メガネは頻回ではありませんが、コンタクトレンズの処方は、定額で現物で提供すれば診察以外での来院が増え収入へと繋がります。

皮膚科・形成外科

最近では、皮膚科と形成外科を標榜するクリニック増えています。本来、重度の火傷の皮膚移植や術後のケロイドの治療などがメインの形成外科ですが、クリニックでは「美容外科」として認識されがちです。その需要に応えるように、医療脱毛やピーリングなどを施術しています。

他の外科系と違うのは、保険適用外の治療になることです。ご自身のクリニックで金額を決めることができます。使用する医療機器や治療のやり方で決まるので、相場と大きく違わなければ集患はできます。何よりクリニックで行うことで、患者様には安心感があるので多少高額であっても仕上がりや術後のことを考えれば問題ないことがいえます。

どこまで診療するのかを決める

外科系は、内科以上にできることを絞る必要があります。診療報酬点数の高いものを算定しようと思えば、施設基準をクリアしなくてはいけませんし、医療機器への投資が高額になります。

ある程度、妥協をして専門性をウリにしたり、大病を発症しないように予備軍にアプローチする治療など、クリニックでできる限界を決めていきましょう。

まとめ

パース

外科系のクリニック経営が成功するポイントをご紹介しました。

勤務医時代には毎日の手術で、技術を磨き勉強する日々だったでしょうから、クリニックの開業によって心の余裕はできます。

しかし、そこで変わらない治療を続けていたら、患者様は新しいクリニックに取られてしまいます。

周辺にないからこそ、地域で必要とされるクリニック作りを考えてください。

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