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どうしてる?感染防止として来院時に確認、伝えたい10のこと

チェックリスト

感染の勢いが止まらない新型コロナウイルスについて、日常においては中だるみと言われ感染予防が緩くなる傾向がありますが、医療機関ではそうはいきません。入院の病床確保や医師をはじめとする医療従事者の不休の働きによって支えられています。

大規模病院ばかりが取り上げられますが、実際にはクリニックや薬局など地域で信頼を集める医療機関でも感染防止対策に力を入れています。ワクチン接種が始まり、クリニックで接種される人がいるので、来院される人が増えている今、改めて来院時にお願いしたいこと、注意事項について確認しておきましょう。

クリニック建築バナー
目次

患者様に伝える新型コロナ感染防止

クリニック内感染が広がらないように、来院される患者様にも感染対策を伝える必要があります。

そのためには、情報を分かりやすく、目の届くところに掲示しておく必要があります。そして、来院前に確認をしてもらうために、クリニックのホームページにもトップページの目立つところに配置しておくことをオススメします。

ワクチン接種が始まり、治療を目的とする患者様だけでなく、一般の人も来院されます。事前にご案内はするものの、理解ができていないケースもあります。

人の出入りが多くなるこの時期に、きちんと伝えることを徹底していきましょう。

2つに分けられる来院時のお知らせ

来院時、または事前に患者様にお知らせしておきたいことは、主に2つのことに分けることができます。

・来院時のお願い

・来院時の注意事項

言葉のニュアンスからも分かりますが、患者様に協力してもらいたいことが「来院時のお願い」、そして症状や環境について確認して欲しいことが「来院時の注意事項」です。

同じでは?と思われがちですが、内容を説明すると、その違いが大きく分かります。

来院時のお願い

クリニックサポート

クリニックで感染を広げないためにも、またご自身も感染しないように患者様のご協力を仰ぐことは必要です。

一般的に下記の3つのことをお願いしてください。

マスクの着用

現在では日常生活に欠かせないものとなっている「マスク」ですが、クリニック来院時にもマスクを着用してもらうこと、またスタッフからの指示がない限りマスクを外さないようにお願いをしてください。

付き添いの人数

車椅利用、高齢者、身体に障害がある患者様の中には、来院時に付き添いを必要とする人がいます。また、小児科であれば子供一人で受診させることはできないので、必ず大人が付き添うことになります。

もちろん、感染予防対策とはいえ付き添いを完全に拒否することはできません。外来の待合室が混み合わないようにする必要があります。

まずは、付き添い人数を1名様限定にしてください。介助のため人手が足りない時には、スタッフが率先してお手伝いができるように、スタッフに協力を伝えておきましょう。

予約時間の徹底

現在、多くのクリニックでは外来の診察を予約制にしています。午前と午後の診察時間でも非常に混み合う時間もあります。そのため、待合室が混み合わないように、ソーシャルディスタンスが保てるように人数制限をするためです。

ここで誤解されがちなのは「予約時間より早く行ったら、早く診察してもらえる」ということ。予約システムはクリニックによって異なりますが、ほとんどのクリニックでは二つのことを挙げています。

・早く来院されても診察は早くならないこと

・早く来院されても院内に入れないこと

待合室の人数を一定の人数以上にならないように、様々な工夫をしているクリニックがほとんどです。

少し厳しい対応だと思われる時には、ご了承いただけるように掲示をして口頭で伝えるようにしてください。

来院時の注意事項

来院時の注意事項として挙げられるものは、患者様の症状や環境から感染していないかを確認することとなります。

こちらの項目を確認して、実際に該当する患者様には受診を中止していただくことになります。お願いの内容以上に、確認をする必要があります。

風邪症状の有無

風邪の症状は多くあります。人によって症状に違いがあるので、考えられる症状を全て書き出して掲示することも必要です。

・風邪症状として挙げられるもの

発熱、咳、倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔吐、嘔気

発熱に関してはクリニックで基準となる体温を決めて基準にしてください。

それ以外の症状の有無

風邪症状以外に新型コロナウイルス感染を疑われる症状があります。

・呼吸困難、味覚障害、嗅覚障害

これは感染が拡大し始めた頃より変わらず挙げられるものです。ただし、患者様によっては実際にどんな状態だと、その症状に該当するのか分からないケースもあります。簡単な説明や掲示することで「自分かもしれない」という危機感を持ってもらいましょう。

目安とする体温

実はクリニックによって、目安となる体温が異なります。大きな差ではなく1、2度程度のことです。徹底しているクリニックでは二週間以内の体温を書いて持参するようにお願いしています。

実際にクリニックで目安とする体温は、37.3度以上〜37.5度です。

感染者が多い地域の注意事項

パース

東京都のように圧倒的に感染者が多い地域があります。対象となる県や市などにクリニックがある場合には、さらに詳しく確認が必要となります。

二週間以内の発熱

発熱と言われると「来院時の朝の体温が高くないかを確認している」と、勘違いしてしまう患者様がいます。これも間違いではありませんが、来院日から遡って二週間以内の発熱を確認します。

海外より帰国された人たちも、待機は二週間とされています。同様に発熱にもそれが求められています。

感染者、濃厚接触者との接触

感染者が多い地域によっては、日常生活レベルで感染者と濃厚接触者と接していることがあります。会社や外回りなど感染した人が身近にいるケースは、今後も考えられることです。

感染者、濃厚接触者と接触した時期、相手の様子や連絡先を知っているのか?二週間以内を目安に詳しく確認をしてください。

渡航歴について

海外からの渡航歴がある、または渡航歴のある人と接触をしていないかを確認してください。海外への渡航は禁止されているわけではないので、渡航歴がある人が来院されることもあります。実際には二週間は隔離されて外出や移動はできませんが、必ずしも隔離を目的とする施設にいるとは限りません。

自宅にて待機する人もいるので、外出禁止でも不調となれば診察してほしいと言われるケースがあることにも注意しておきましょう。

自身の感染・治療について

感染者増える中で、すでに感染をして治療して治癒した人も多くいらっしゃいます。

今後、治療後の人が増えていくのは間違いないので、こちらは4週間以内の症状を確認してください。

再発する人は「0」ではありません。こうした人たちの対応に戸惑わないように今から備えておきましょう。

受診中止の説明と理解

これからの症状や状況に該当する人は、診察より先に感染の有無を確認する必要があります。他の患者様と接することがないように隔離して対応してください。

また、場合によっては受診を中止として断ることも必要です。ほとんどの人が状況からして理解していただけますが、どういう理由でお断りをするのか説明をしてご納得していただけるようにしてください。

のちに苦情となるケースもあるので、応対は丁寧にしてください。

徹底したお知らせで感染防止に努めてください。

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