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クリニックの暗いイメージを払拭する3つの方法

クリニックの暗いイメージを払拭する3つの方法

最近のクリニックは、「おしゃれなカフェや美容院ができるのかな?」というぐらい、きれいでモダンな建物が増えています。

こうした建物が増えている背景には、これまでの暗いイメージを払拭させたいという思いが見られます。

これまでのクリニックと現在のクリニックでは、随分と違う印象になってきたのは、患者様にも分かるところです。

どれくらいイメージが変わり、これからの明るいイメージに必要なことは何かをご紹介していきます。

クリニック建築バナー
目次

クリニックのイメージが変わってきた

冒頭でもお話したように、最近、開業されるクリニックのほとんどは「親しみやすさ」があります。

例えば、看板やロゴマークに柔らかさや可愛らしさが取り入れられていたり、

建物もおしゃれな外観であったり、「ここは本当にクリニックなの?」と見間違えるような雰囲気の建物まであります。

これまでのイメージと違い、少し違和感を感じるかもしれませんが、通院を続けたり見慣れてくることで、クリニックとして親しみやすくなり、抵抗が減っていくのが分かります。

これまでのクリニックのイメージ

では、どうしてそれほどまでに、クリニックには暗いイメージがあったのでしょうか?

怪我や病気は、どうしてもネガティブな印象があり、中にはクリニックへ行くと気分が悪くなると思っている人までいます。

こうしたイメージは怪我や病気だけでなく、建物にも問題があると考えられます。

暗いイメージ

過去に建てられた日本のクリニックは、ひっそりと建てられた印象があります。

看板も小さく、住宅や周辺の雰囲気を壊さないように存在している感じがあります。

どうして、そのような建て方がされたのか?

その理由の一つとして考えられるのは、「自宅とクリニックが併設されていたからです。

今では減少傾向にありますが、医師の自宅とクリニックが一緒になっていることから、あまり外観を派手なものにしてしまうと、自宅も見られるような感じがあり、ひっそりと建てられている感じがありました。

また、受付はスタッフの顔が見えないような作りになっていたこと、照明が暗かったことがあり、暗いイメージを作っていました。

白くて無機質

自宅と併設という部分に似ていますが、ほとんどの建物が白くて無機質なものが多くありました。

白くて無機質なクリニックになる理由は、鉄骨造で建設されているからです。

二階、三階建ての建物として、クリニックと自宅を階層ごとに分けられて居住されていました。

鉄骨造は、中は柱や梁を減らすことができるので、設計時に自由なデザインができます。

こうした利点から選ばれていましたが、少し無機質になりがちなのは避けられません。

また、白い外壁は汚れが目立ちやすいので、こまめな手入れが必要となります。

患者様の出入りがあるので、なかなか外壁工事ができなかったクリニックは多いのではないでしょうか?

これからのクリニックに必要なイメージ

クリニックサポート

これまでのどんよりとした暗いイメージを払拭させるために、これからのクリニックに必要なイメージはどんなものがあるかを、ご紹介します。

コミュニティの場

人が集まりやすい空間作りをしてください。

感染や衛生面が心配されがちですが、充分な対応をしてください。

診療科目に合わせた内容で、講座を開催したり、簡単な誰でもできる体操などを定期的に開催できたら、集客にも繋がります。

こうしたイベントは、医師一人でできることではありません。スタッフの力を借りたいところです。

例えば、糖尿病の食事療法を兼ねた講座には、管理栄養士がメインとなります。

料理レシピやカロリー計算など、知りたいことに特化することで、患者様も助かります。

体操や運動療法には、リハビリスタッフにメインとなり進めたいですね。

例を見ていただくと分かるようにコミュニティの場とするためには、スタッフの力が必要になるので、スタッフ同士の関係を良好に、密なコミュニケーションを図れると、よい講座が開催できるだけでなく、院内の雰囲気も変わってくるはずです。

元気をもらうところ

「病は気から」というように、クリニックは元気がもらえるところでなくてはいけません。

暗いクリニックのままだと、治るような病気でも気分が塞ぎ込んでしまうので、治らないなんてこともありえます。

建物や内装など、こうした目に見える部分でどこのクリニックに受診をするかを決める患者様もいらっしゃいます。

暗いイメージのクリニックに通っていることも言いづらいという人もいます。

来院される患者様のモチベーションが維持できるクリニックであることも大切です。

治療をして、元気になる。

とってもシンプルなことですが、これがクリニックのあるべき姿です。

そして患者様の笑顔が見られたら、医師やスタッフのモチベーションになりますよ。

明るいイメージに必要なこと

これからのクリニックに必要なことは、やはり明るいイメージです。

建物を見た印象が大切になるので、明るいイメージとなる2つのポイントをご紹介します。

老朽化の対応

ここまでにご紹介したように、古い建物は汚れがあり外観は思っている以上に古く汚い印象を与えてしまいます。

外壁工事を考えるなら、汚れ落としをしして塗装することをオススメします。

屋根や壁は見えないところにも汚れがあるので、プロに任せてしまいましょう。素人がやって中途半端な仕上がりだと、余計に印象が悪くなってしまいます。

次に経年劣化が考えられるのは、床や壁です。

人の出入りがあるため、床は傷が付き、壁は手垢などの汚れが付着しています。

この場合は、床にワックスをするなど清掃業者に依頼して任せてください。

清掃は1日でできるので、休診日を利用して業者にお願いをしてください。

建物以外には、設備の老朽化です。

特に空調は定期的にメンテナンスをして稼働状況を確認してください。

待合室など患者様がいらっしゃるところは、最重要ポイントとして徹底させましょう。

緑化計画

地球の温暖化目的や地域のオアシスとなるように、都心を中心に緑化計画が進められています。

法律に基づいて、土地の一部を緑化することが義務付けられているので、クリニックでも該当する場合には、植物を配置する必要があります。

よく見られるのは、緑のカーテンです。

ゴーヤやアサガオなどツルが伸びる植物を上へ上へと伸ばしてカーテンのように育てていきます。

こうすることで、日差しが遮断できたり、緑は目にも優しいので、診察待ちをする患者様にも癒しとなります。

クリニックの敷地内に庭があるところは、ちょっとしたガーデニングのように花を育ててもいいですし、大きな木を植樹してもいいですね。

植物があることでクリニックの印象も大きく変えることができます。

ぜひお試しください。

まとめ

パース

クリニックが明るいイメージとなるようにご紹介しました。

モダンでおしゃれなクリニックが増えている中で、やはり見る側の私たちにとっても、目を引きますし清潔感があります。

こうした目で楽しめる、癒される、衛生面を徹底した院内づくりは患者様にも高評価です。

今後、コミュニティの場として、治療以外に患者様やご家族が訪れるようになることは、集客にも繋がりますし、なにより患者様が笑顔でいられるような環境作りができるようになります。

患者様とのコミュニケーションを取り、地域に愛されるクリニック作りを医師とスタッフが協力してできるといいですね。

まずはできることから、明るいイメージのクリニックにしていきましょう。

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