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先輩開業医から学ぶ失敗しない7つの設計ポイント

病院での勤務で様々な治療を経験して、医師としてのキャリアを積んだあと、開業する医師が多く存在します。

地域にクリニックができることは、近隣住民としも嬉しい限りです。

いざ、開業となっても設計から経営まで準備にとても時間がかかります。そして「失敗しない」と誰もが思います。

今回は、これから開業を考える医師の方に、すでに開業されている先輩開業医が「失敗したな」と思っていることをご紹介します。こうした意見を、ご自身の開業時に活かしてください。

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目次

開業して分かることがある

あまり「失敗、失敗」と言ってしまうと、開業医の方々に怒られてしまいますが、誰もが失敗しないように、事前に準備をされていることを忘れないでください。

先輩開業医や建設会社、またはコンサルタントなどに設計のアドバイスをもらっていても、開業して分かることもあるということです。

例えば、来院される患者様が、予想以上に遠方からみえることです。クリニックの建設予定地が車移動の地域であれば、30~40分かけても来院される患者様はいます。この程度の運転時間は普通のことです。そこまで予想せず駐車場スペースを作ったとしたら、クリニックの駐車場は不足してしまい、患者様や近隣住民に迷惑をかけてしまいます。

多くの患者様が来院されることは、もちろん喜ばしいことですが、迷惑をかけるわけにはいきません。

土地だけに限らず、開業後に予想を超えた現状があることを考えておきましょう。

開業医としての心構え

開業前は、ほとんどの医師の方は、病院やクリニックなどで、勤務医として仕事をされていた方ばかりです。でも、勤務医と開業医では、同じ医師であっても立場は全く異なります。

勤務医はいわばサラリーマンです。患者様の治療を最優先に日々の業務を行います。

開業医は経営者です。治療はもちろんですが、クリニックの収益を考えなくてはいけません。

この違いはとても大きいです。

開業するにあたり、開業医として心構えをしておきましょう。

決断したら迷わない

これまでのように治療だけに専念できる環境ではありません。経営者として決断を迫られる状況が多々あります。

決断を迷わないとは、決して「一人で決めろ」というわけではありません。むしろ分からないことや疑問に思うことは、率先して聞くことです。その上で、どうするべきかを決めてください。

そして、決めたら「ブレない」ことです。経営者が不安になると、スタッフにも連鎖してしまいます。ミスをしたりすることもあります。

決断したら、前に進めて行きましょう。

自分のやること・やらないこと

これも誤解されがちですが、なんでも自分でやらないと考える方がいらっしゃます。

クリニックの運営や方針を考えるのは、経営者である医師ですが人に任せられる部分は素直にお願いしましょう。

また、逆にスタッフからみた場合、「何も任せてもらえない=信用されていない」と考える方もいます。スタッフとの人間関係は上手く経営していくポイントです。

・自分にしかできないこと
・これは任せてやらないこと
・スタッフは優秀だ

きちんと分けておきましょう。

クリニックを長く続けるためにすること

決断を迷わない・やることを選別すること、これら全ては、クリニックを長く続けるために行うものだと思いましょう。

医師の労働時間は、今や過労死レベルとして問題視されることでもあります。クリニックの収益はもちろんですが、患者様を思ってと無理をしがちです。

健康であるから、患者様をしっかり診察して治療することができます。そして、スタッフのことも大切にしましょう。人材不足の現代では、スタッフを確保することも大切です。

目先のことにとらわれがちですが、長く続けることを考えて決めて行きましょう。

先輩開業医が失敗したなと思う4つのこと

クリニックサポート

では、先輩開業医が失敗したと思うことをご紹介します。

大きく分けて、4つに分類することができます。

・保管庫問題
・設備問題
・間取り
・配置問題
・立地問題

この4つは、開業医ならでは問題として、最もポピュラーなこのです。ご自身の考える開業のイメージと照らし合わせて、一読ください。

クリニックの保管庫について

クリニックにおいて、最も問題となるのが「保管庫」です。

紙カルテを採用するクリニックでは、受付だけではカルテを保管することができず、最終来院日を元にカルテを分けて保管していきます。

カルテの保管期間は、法律によって5年間の保存が義務付けられています。来院されない患者様のカルテであっても、処分することは簡単にはできません。

現在は、電子カルテを採用するクリニックが増えているので、紙カルテのような保管の悩みはありませんが、書類など紙データの保管は必要です。

開業後に、あっという間にカルテでいっぱいとなり、改装や増築をするクリニックもいます。

医院設備について

設備で問題視されていることが、4つあります。

・エアコン
・音
・コンセント
・トイレ

1つずつご紹介します。

・エアコン
エアコンにおいてポイントとなるのは、風向き・風量・温度の調節です。
設置場所によっては、患者様に直接風が当たってしまい、寒い・暑いと体に不調をきたします。

クリニックの間取りにもよりますが、業務用の大きなエアコンを用意するのか、各部屋ごとにエアコンを設置するのか、電気代や環境の問題もあるので、設計時に細く打ち合わせをして決めてください。

・音
診察内容は、あまり他人には聞かれたくないものです。しかし、壁の素材や間取りなど場合によって、外に漏れてしまうことがあります。

完全な防音とまでsる必要はありませんが、ある程度の遮音できる環境にしておきましょう。

・コンセント
医療機器はもちろん、電気機器など待合室から診察室まで、コンセントを必要とする場所は多くあります。

・待合室に加湿器

・コンピュータやFAXの電源
延長コードは、患者様の転倒の原因にもなるので、差込口を何箇所かに分けておくのもポイントです。

また、配管については事前に空配管などを活用して壁の中に収めるようにされていますが、意外のも外に出てる方が良いとする開業医の方もいます。

・トイレ
トイレは、患者様がクリニックを評価するポイントでもあります。清潔であることはもちろん、便座が温かいなど機能や内装にもこだわりましょう。

また、内科などでは検尿検査のために、検体を入れる小窓が必要となります。高齢者や体の不自由な人にも快適に使用していただけるように、広さは十分に確保しましょう。

間取り・動線について

患者様やスタッフが動きやすいように、動線は重要です。

しかし、動線を考えるあまり、盲点となってしまがちなのが「ドア」の位置です。

・待合室から診察室が直線となる間取りのため、ドアが開くたびに中の様子が見える

・クリニック入り口の自動ドアに踊り場がなく、外気がまともに入ってくる

 

移動するのに楽であっても、診察室や処置室の様子が丸見えは良しとされません。

 

・待合室の広さについて

待合室も可能な限り、広く設計してください。待合室に患者様が溢れていると、再診患者様は、「いつものこと」とお待ちいただくことも、時間をズラされて来院もしていただけますが、初診患者様の場合は「座れない、混んでるから大変」となり、別のクリニックに変更されることも考えられます。

初診患者様の獲得は、クリニック経営にも大きく影響するので、待合室の広さ、見せ方も重要なポイントです。

立地条件

開業する土地を選ぶ基準として、勤めていた病院の近くを候補とする医師もいます。

担当していた患者様を引き続き診察することもでき、地域の住民にも認知されているので、開業も患者様を確保することができます。

メリットは多いのですが、欠点としては「土地勘がないこと・地域性が分からないこと」です。

・来院される患者様が予想以上に遠方だった
→ 車での来院が増えれば、駐車場が不足します。

・マンション建設予定や道路計画など情報が分からない
→ 人口が増加するか、減少するかで来院数が変動します。

・クリニックの場所が分からない
→ 道に迷いやすいと問い合わせが多くなります。

土地に馴染みない場合には、十分に調査する必要があります。

道路の計画などは、建設会社が把握しているので情報を提供してもらい、クリニックを開業したあとも採算が取れるのか確認しましょう。

クリニック設計で失敗しないために

先輩開業医の失敗や経験を元に、これから開業する医師の方が失敗しないように、設計で大切なことをお伝えします。

要望と打ち合わせ

どんな忙しくて時間がなくても、設計士や建設会社との打ち合わせを疎かにしないことです。
頼れる設計士や建設会社であっても、「分からないから任せる」と投げ出さないことです。クリニックが完成してから、「イメージと違う」などと言っても遅いです。

自分のクリニックでありながら、愛着が持てないのはもったいないです。

「こんなこと言ったら、面倒な人だと思われるかな」など考えずに、色や素材や動線など細部まで要望を伝え、提案をしてもらえるようにしていきましょう。

予算

開業する際には、自己資金だけでなく銀行からの借り入れも必要となります。

予算が足りずに諦めることもあります。

また、逆に予算内に収めようと電気機器などを中古を購入する方もいます。

賢く購入する方法を調べたり、先輩医師に相談するなどして考えて建物や設備に投資していきましょう。

工期

行政への書類提出など期日を迫られることもありますが、クリニックの建設期間には余裕をもって計画を立てましょう。

工期に余裕がないと、職人も焦り雑な仕上げとなることがあります。

もちろん引き渡しまでに、現場監督などの確認もありますから欠陥はありませんが、本来の仕上がりより良くないことは考えられます。

建設から開院までの準備には、時間をかけましょう。

まとめ

パース

いかがですか?
先輩開業医の経験は役に立つとは思いませんか?
医師によっては、自宅よりも先にクリニックを建設するという方もいます。

知らないこと、予想外なことは多々あります。先駆者がいるのですから、もらえるアドバイスはもらいましょう。

そして、建設会社や設計士には、クリニックの建設経験があるのですから、過去の事例や対策を聞いていきましょう。提案内容も変わってくるかもしれません。

開業後も見通して設計の打ち合わせから、しっかり取り組んでいきましょう。

 

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